CART_実際の治療

実際のCART
超音波 全身麻酔で完全に痛みやカテーテル挿入時の違和感を無くします。
消毒、局所麻酔 超音波で腹水を抜くカテーテルを入れる位置を確認します。
ワイヤー挿入 麻酔が覚めたあとでも痛みがないよう、局所麻酔をします
ワイヤー挿入完了 カテーテルを安全に挿入するために、極細のワイヤーを入れます。
管挿入完了 ワイヤーをガイドとして、カテーテルを挿入します。
レモン色の腹水 腹水がカテーテルを伝って流れ出ています。
腹水貯留 抜けた腹水(原液5.8リットル)。
回収 腹水の入ったバック、濾過器、濃縮器の順番につなげます。重力を利用して、丁寧にゆっくり濾過、濃縮を行います。
CARTの装置図 濾過、濃縮して出来あがったタンパク質溶液(850ミリリットル)。
濃縮と濾過 翌日、出来あがったタンパク質溶液を、点滴して戻します。

アルブミン日本赤十字社のアルブミン溶液(使用量に保険制限あり)
25% 20ml

20mlの中に約5グラムのアルブミンが入っています。

濃縮後の腹水のアルブミン濃度は、5.6g/dl(検査会社にて測定)

濃縮後の腹水が850ml=8.5dl
濃縮後の溶液の中には、8.5×5.6=47.6g

つまり、47.6÷5=9.5 約10本分のアルブミン溶液が回収され、点滴として体に戻されたと言えます。

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